クライアントからの依頼で Webページの制作していて最も困るのが、自分のパソコンが基準だとかたくなに信じている人を相手にする場合です。
例えば画面サイズ。
すべての人が自分のパソコンの画面と同じ大きさで見ているという思い込みから、
「もっと横幅を広く」
とかの要求があります。
この件に関しては以前も書いたように、だれもがブラウザ(InternetExplorerなど)を画面一杯に広げ、最大の大きさで見ているとは限りませんし、そもそもディスプレーの大きさ、解像度も異なるのが現状です。
誰がどんな大きさで見ているか分からないので、どんな状況でも耐えられるデザインにするのが吉でしょう。
ブラウザを最大にしても横幅を小さくしてもレイアウトが崩れないのが基本です。
よく画面を小さくすると表示がガタガタになるページを見かけますが、それは論外でしょう。
同様にフォントサイズ(文字の大きさ)も考えなければいけません。
たまに米粒のように小さなフォントを使っているサイトがありますが、製作者はさぞかし大きな画面で見ていて文字を読むのに支障がないのでしょう。
これも様々な環境で見ている人がいることを考慮し、8ポイントだとか 7ポイントを使用するのは避けた方が良さそうです。
さらにはフォントの種類。
たまに毛筆のような楷書体とか使っているサイトがありますが、それはイメージデータとして扱わなければ、みんなが表示できるとは限りません。
年賀状作成ソフトなどインストールすると毛筆っぽいフォントも使えるようになりますが、世の中のすべての人が年賀状ソフトを使っているわけではありませんので、指定したフォントが標準で使えるのか確認すべきです。
次に発色や明るさ。
デザインに関するやりとりをしていて
「もっと暗い赤」
とか
「限りなく黒に近い青」
などと指示されることがありますが、自分のパソコンが色調整していないか確認すべきです。
中に陽が射す会社や店で使われているパソコンはまぶしくて見づらいため、輝度を上げていることが良くあり、その状態で
「もっと暗く」
すると一般の人には真っ黒に見えてしまいます。
さらに、液晶メーカー、内部のチップ、パソコンの画像処理などで、他のパソコンより青っぽく見えたり赤っぽく見えたりすることも良くあります。
後で大量の修正が発生しないように色は RGBなどで指定するのが吉だと思います。
そして、自分のパソコンが世の中の基準ではないと自覚すべきですね。

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